医師紹介
皆様に安心して治療を受けていただき、さらには皆様に一生ご自分の歯で健康な食生活を送っていただくためにわかりやすい説明と親切丁寧な治療を心がけ、地域医療に貢献したいと考えています。
院長 小堀 雅史
1983年 | 栃木県立栃木高等学校卒業 |
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1989年 | 日本大学松戸歯学部卒業 日本大学松戸歯学部口腔診断学非常勤研究医 中川歯科医院(さいたま市)勤務 |
1995年 | 小堀歯科医院開院 |
日本大学松戸歯学部研究生(歯科総合診療学) |
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国際審美学会認定医 |
栃木県歯科医師会 |
栃木歯学研究会 |
栃木市立西方中学校 |
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私立さくら保育園SEI |
独協医科大学病院 |
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自治医科大学病院 |
院長コラム
宇宙では、むし歯になりやすい
スペースシャトルなどで、宇宙の無重力状態に長時間滞していると骨に負荷がかからないため、骨密度が15%近く減少してしまうそうです。これは骨粗しょう症の患者に匹敵する値だそうです。
また、宇宙では口の中のミュータンス菌(虫歯菌)が、50倍に増加してしまうという報告がありました。これは、唾液の流れが変化してしまうため、ミュータンス菌を洗い流すことが良く出来なくなってしまうからであろうと思われます。
運動して、骨に負荷をかけたり、唾液に分泌量が減少してしまう就寝前に歯磨きをすることは大切ですね。
唾液でがんが分かる
唾液(だえき)に含まれる成分を調べ、がんを発見する技術を、慶応義塾大先端生命科学研究所(山形県鶴岡市)と米カリフォルニア大ロサンゼルス校 (UCLA)が共同で開発しました。唾液の検査は、X線や血液の検査より患者の負担が小さく、実用化されれば症状が出にくいがんの早期発見につながる可能 性があるそうです。
UCLAが、膵臓(すいぞう)がん、乳がん、口腔(こうくう)がん患者や健常者ら215人の唾液を集め、慶応大がそれ ぞれのがんに特徴的な物質を探し、検出された約500種類の糖やアミノ酸などのうち、膵臓がん患者はグルタミン酸の濃度が高いなど、健常者に比べ濃度が高 かったり低かったりした54物質を特定しました。
これらの物質の特徴を組みあわせた解析で、がん患者を対象に、がんが判別できる精度を調べた。
この結果、膵臓がんの99%、乳がんの95%、口腔がんの80%を見分けられた。年齢や性別、人種の差は、あまりなかたそうです。唾液で病気発見の時代はもうすぐですね。
ニンニクを食べた後のにおいをどうにかしたい
昼食に、ラーメン、ショウガ焼き、餃子などを注文してしまい、食べた後のニンニク臭が気になることはありませんか。
ニンニク臭の正体は、アリシンという物質です。歯周病などの口腔内細菌による食べかすや、舌の上皮のカスを分解した代謝物による口臭とは違い、一時的なものです。
このニンニク臭を抑える有効な方法はないかと、口臭チェッカーを使っていろいろな方法がためされています。まず、お茶ですが、高濃度のカテキンを含む緑茶が よいようです。また、リンゴ、リンゴジュース、チョコレートは、ポリフェノールを多く含んでいて中和してくれるため、消臭効果が高いようです。試してみてください。